足が震える…ひき逃げ容疑者は目撃者

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23日未明、東京都江戸川区内の都道で、道路を横断しようとしていた70歳代ぐらいの男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、警察では現場に戻ってきた19歳の少年を緊急逮捕している。

警視庁・小岩署によると、事故が起きたのは23日の午前2時15分ごろ。「江戸川区本一色付近の都道に人が倒れている」との通報が警察に寄せられた。同署員が現場に急行し、70歳代とみられる高齢者の男性が倒れていることを確認。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡が確認された。

目撃者を名乗る19歳の少年が「クルマが走り去った」などと話したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。しかし、この少年の証言内容に曖昧な点があることや、足が震えるなどの行動を確認した署員が追及したところ、少年が「自分がやりました」と容疑を認めたため、業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

少年は容疑車両を現場から約200m離れた駐車場に置き、徒歩で様子を伺いに戻ってきたという。調べに対しては「怖くなって逃げてしまった」などと話している。警察では死亡した男性の身元特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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