脱落したタイヤ、民家の屋根直撃

自動車 社会 社会

23日夕方、兵庫県加西市内の県道で、走行中のトラックからタイヤが脱落し、対向車線の別のトラックや後続の乗用車など2台に次々と衝突する事故が起きた。タイヤはその衝撃で跳ね上がり、道路に隣接する民家の屋根に落下している。

兵庫県警・加西署によると、事故が起きたのは23日の午後5時25分ごろ。加西市西谷町付近の県道を走行していたトラックと、対向車線側から滑走してきたタイヤ1本が衝突した。タイヤはトラックに弾き飛ばされるかたちで元の車線に戻り、後続の乗用車と衝突。さらに衝突の勢いで上方に跳ね上がり、道路に隣接する民家の屋根に落下。瓦8枚などを破壊し、ようやく停止した。

道路を滑走してきたタイヤの直径は約75cmで、トラック用とみられている。後輪に使われるタイヤか、搭載されているスペアタイヤとみられるが、これを脱落させたトラックはそのまま逃走している。

警察では逃げたトラックの行方を追っているが、乗用車を運転中に被害に遭った女性は「自分の前を走っていたトラックから落ちたと思う」と話しており、警察では車両の特長などを聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る