トヨタ自動車は、2006年の米国新車販売でダイムラークライスラーのクライスラー部門を約40万台上回り、年間で初の3位に浮上した。米市場で新たな「ビッグ3」時代が到来した。
自動車各社が3日発表した新車販売統計によると、トヨタは前年比12.9%増(営業日換算伸び率)の254万2524台となり、214万台強(6.7%減)にとどまったクライスラーを抑えた。トヨタ以外の日本メーカーではホンダが3.5%増の150万9358台、日産自動車が5.0%減の101万9249台となった。
トップのGM(ゼネラルモーターズ)は8.4%減の約412万台、フォードモーターは7.6%減の約292万台だった。フォードの低迷が今年も続けば、トヨタが2位に躍進するのが濃厚となる。