死亡ひき逃げ容疑の男、事故後に飲酒と主張

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3日夜、愛知県豊橋市内の市道を自転車を押しながら歩いていた男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、警察では早い段階で容疑車両を特定し、31歳の男を逮捕した。男は酒に酔っていたが、事故後に飲んだと主張している。

愛知県警・豊橋署によると、事故が起きたのは3日の午後7時15分ごろ。豊橋市寺沢町付近の市道で自転車を押しながら歩いていた50-60歳代とみられる男性に対し、後方から走ってきたクルマが衝突した。男性は両足を骨折、近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で間もなく死亡した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。周辺の捜索を行ったところ、現場から約300m離れた駐車場にフロントガラスが割れるなど、前部が破損した乗用車を発見。所有者である31歳の男が容疑に関係したとして、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕。男性の死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。

逮捕時、男は酒に酔った状態。アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコール分を検出したが、調べに対しては「気分を落ちつけようと事故後に酒を飲んだ」と供述しており、飲酒運転については否定する供述を繰り返しているという。警察では飲酒運転を隠蔽するため、男がいわゆる重ね飲みを行った可能性が高いとして厳しく追及している。

《石田真一》

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