大型トレーラーの運転席を鉄板が押し潰す

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5日午後、茨城県水戸市内の国道6号で、大型トレーラーが急ブレーキを掛けたところ、荷台に積載していた鉄板(1枚あたり1.6トン)が脱落。14枚が運転席を直撃した。運転席部分は完全に押し潰され、乗っていた男性2人が即死している。

茨城県警・水戸署によると、事故が起きたのは5日の午後1時5分ごろ。水戸市若宮1丁目付近の国道6号を走行していた大型トレーラーが、飛び出してきた犬を避けようと急ブレーキを掛けたところ、荷台に積載されていた鉄板16枚が脱落。このうち14枚が慣性の法則で前方に移動して運転席を直撃。そのままこれを押し潰した。

この事故で運転席は跡形も無くなり、運転していた37歳の男性と、同乗していた36歳の男性は胸部強打で即死した。また、事故原因になったとみられる犬も死体で発見されている。

現場は片側2車線の直線区間。鉄板は1枚あたりの重さが1.6トンあり、脱落した16枚を合わせると25トンを超えていた。重量のある鉄板が前に移動することに耐えられず、固定していたワイヤーが切断されたとみられているが、警察では固定方法が適切だったかなどについても調べを進めている。

《石田真一》

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