飲酒運転のクルマ、パトカーと正面衝突

自動車 社会 社会

5日深夜、新潟県新潟市内の市道で、対向車線側に逸脱した乗用車と、パトロールを行っていた新潟県警・新潟東署のミニパトカーが正面衝突する事故が起きた。パトカー乗務の警官2人が軽傷を負っており、警察では運転していた男を飲酒運転で現行犯逮捕した。

同署によると、事故が起きたのは5日の午後10時15分ごろ。新潟市船江町付近の市道をパトロールしていたミニパトカーに対し、対向車線側から逸脱してきた乗用車が正面衝突した。双方のクルマは大破。パトカーに乗っていた58歳の巡査部長と、25歳の巡査が胸部などを打撲する軽傷を負っている。

逸脱してきた乗用車を運転していた33歳の男は酒に酔った状態。アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール分を検出したこともあり、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。

男は新潟地方法務局の職員。同日の夕方から酒を飲んだ後、約3km歩いて職場まで戻り、駐車していたクルマを持ち出したという。事故当時の記憶はなく、警察では居眠り運転をしていた可能性が高いとして、さらに調べを続けている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る