救出作業の女性を後続車がはねる

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6日早朝、鹿児島県出水市内の国道3号で、単独横転事故を起こして立ち往生していた軽乗用車に対し、後続の普通トラックが追突する事故が起きた。この事故により、軽乗用車の運転者を救出しようとしていた近隣住民の女性が巻き添えとなって死亡している。

鹿児島県警・出水署によると、事故が起きたのは6日の午前6時10分ごろ。これに先立つ午前6時ごろ、出水市汐見町付近の国道3号を走行していた30歳女性運転の軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の縁石に乗り上げ、その弾みで横転・滑走した。

衝撃音に気づいた近隣住民が救出作業に駆けつけたが、その現場に後続の普通トラックが突っ込み、軽乗用車の横に立って運転者に声を掛けていた65歳の女性が弾き飛ばされた。女性は近くの病院に収容されたが、全身を強打して間もなく死亡。軽乗用車を運転していた女性も歯を数本折る重傷を負った。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。警察では普通トラックを運転していた48歳の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。男性は「前方をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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