VW ゴルフ GT TSI を日本発表…高出力と低燃費を両立

自動車 ニューモデル 新型車
VW ゴルフ GT TSI を日本発表…高出力と低燃費を両立
VW ゴルフ GT TSI を日本発表…高出力と低燃費を両立 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VWJ)は、VW『ゴルフ』に世界初の直噴ツインチャージャーエンジンを搭載する「ゴルフGT TSI」を設定し、2月6日から発売すると発表した。 

GT TSIは、2004年6月から販売している、ゴルフの最量販スポーティモデルの「GT」(2.0リットル直噴エンジン搭載)の後継車種として導入する。

GT TSIに搭載する「TSI」エンジンは、高出力と低燃費の相反する要素を高い次元で両立し、既存の常識を破った革新的なガソリンエンジン。スーパーチャージャー(S/C)とターボチャージャーという2つの過給機を、圧縮比が高く効率の良い直噴エンジンと組み合わせた結果、2.4リットルエンジンに匹敵する最高出力170PS、最大トルク240Nmの性能と、ゴルフシリーズ歴代最高のリッター当たり14km(10・15モード)の燃費を、1.4リッターの排気量で実現した。

先行して販売している欧州で、TSIエンジンは高い評価を受けている。組み合わされるトランスミッションは、VW独創の「DSG」。マニュアルトランスミッションと同等の効率を持ち、オートマチックトランスミッションのイージードライブを実現した先進のトランスミッションだ。

また、高剛性ボディと高性能なエンジン、スポーティな走りを支える足回りには、ベースとなる「E」と比べてマイナス20mmのスポーツサスペンションと、225/45R17の高性能ロープロファイルタイヤを採用した。ステアリングから手を離さずに変速が可能なパドルシフトも採用した。

GT TSI専用装備では、外装には大型エアインテーク採用のフロントバンパー&スポイラーや前後にGTバッジを備え、内装には専用のファブリックパターンを採用したフロントスポーツシート、黒い光沢のデコラティブインサートパネル、そして、S/C&ターボの稼動を知らせるブースト計を装備した。

価格は305万円で、旧GTと比べて3万円アップで、仕様向上分に対して価格上昇を抑えた競争力の高い価格設定としたとしている。

VWは、TSIエンジンをゴルフクラスのガソリンエンジンの将来の主力エンジンに位置づけ、今回発売するゴルフGT TSIを皮切りに、今春には『ゴルフ・トゥーラン』に140PS仕様のマイルドバージョンを、また、他のゴルフシリーズ車種にも順次採用を拡大していく計画だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  2. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  5. メルセデスマイバッハ、初のオープン2シーター『SL 680』発表…贅沢とスポーツ性を融合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る