住友ゴム工業は、経済産業省が主催する「平成第17回省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)」で、70%石油外資源タイヤ、ダンロップ『ENASAVE ES801』が「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。
今回の受賞は、業界に先駆け石油資源への依存度を低減させたことや、転がり抵抗の低減が省エネルギーに貢献していると認められたもの。
ENASAVE ES801は、タイヤの原材料に使われる石油系素材「合成ゴム」の使用比率を下げ、転がり抵抗の少ない「天然ゴム」の使用比率を高めた。ゴム補強剤、オイル、タイヤ補強材にも石油外資源の天然素材を採用して、石油外資源比率を70%にまで引き上げることに成功したエコタイヤ。これにより、地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減に貢献している。