ダイハツ『D-SPORT ADVAN K4-GP セパン・コペン』は、2シータークーペに本格的なレーシングスペックを与え、今年2月にマレーシアで開催される24時間耐久エコランレースに出場させることを前提にチューニングされた。(東京オートサロン07)
ベース車はコペン・アクティブトップ。「人気のあるユニークな外観をなるべく崩さず、すこしでも空力を上げようと苦心した」(関係者)という意欲作だ。
エクステリアのうち、エアロパーツはダイハツの市販品。ランプやロアスカートはD-SPORTSの試作品。インテリアはダイハツの市販品、足回りはD-SPORTSの試作品。つまり、ほとんどのパーツが市販品もしくは市販化予定品となっている。
エコランレース仕様のためエンジンチューンは行われず、足回りと空力で勝負した。日本でもっともユニークな軽スポーツクーペが、名実共にスポーツカーへと進化する。2月の勝利に期待しよう。