【東京オートサロン07】マツダ MPV プレスティジアス…走るビジネスクラス
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フロントシートはベース車と同じで、後席2列ぶんを2座席で使う。その室内を見ると、2列目に当たる部分に大型のキャビネットが置かれていた。コンソール中央には自動車電話、その下は6連装のデジタル時計が仕込まれて、国際派ビジネスマンというオーナー像を連想させる。キャビネット上部のフタが気になるが、これはおそらく液晶テレビが格納されるのだろう。
マガジンラックの上部は引き出せばテーブルになると思われるが、実演は行われなかった。もっとも、こういうクルマはオーナーの意向に合わせてカスタムオーダーされるだろうから、内装はご相談、ということになるはずだ。後席シートは大型でオットマン付きで、ビジネスクラスというコンセプトに相応しい。
エクステリアはKENSTYLE(ケンスタイル)のエアロパーツを採用し、若々しいイメージを作っていた。アルミホイールはWORKS製の19インチ。リムジンにのるほど年寄りではないというITベンチャー成功者の心をくすぐるようなスタイルだ。
《杉山淳一》