横断歩道の親子連れ、右折トラックにはねられ死傷

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22日午後、宮城県仙台市若林区内の市道で、青信号に従って横断歩道を渡っていた親子連れが右折進入してきた普通トラックにはねられる事故が起きた。この事故で2歳の女児が死亡。母親も軽傷を負っており、警察ではトラックを運転していた男を逮捕した。

宮城県警・仙台南署によると、事故が起きたのは22日の午後2時20分ごろ。仙台市若林区南材木町付近の市道で、42歳の女性と2歳の女児が青信号に従って横断歩道を渡っていたところ、交差点を右折進入してきた普通トラックが2人を背後からはねた。

この事故によって女児は転倒した際に頭を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡。一緒に歩いていた女性も両足を打撲する軽傷を負った。警察ではトラックを運転していた35歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女児の死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

調べに対して男は「対向車に気を取られ、横断歩道を歩いていた2人の存在が目に入らなかった」などと供述しており、警察では右折の強行が事故の一因になった可能性もあるとして、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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