富士重工業が発表した2006年の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比0.7%増の59万2656台で、微増だった。海外生産のマイナスを国内製生産がカバーした。
国内生産は同2.7%増の48万2283台で順調だった。軽自動車の『ステラ』の生産が順調だったため。
国内販売は同5.0%減の24万5234台で低迷した。ステラの好調な軽自動車は同1.8%増とプラスだったものの、登録車が同14.4%減と2ケタのマイナスだった。
輸出は同1.7%増の34万3827台。北米や欧州向けが伸びて、暦年ベースでは過去最高だった。
海外生産は『B9トライベッカ』の減産で同7.2%減の11万0373台と落ち込んだ。