速度違反記録紙を飲み込む 公文書毀棄の刑罰は重い

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23日午後、兵庫県高砂市内の県道で、速度違反の摘発を受けた男が、違反記録がタイプされた記録紙を飲み込んで証拠隠滅を図るという事件が起きた。警察ではこの男を公文書毀棄の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・高砂署によると、事件が起きたのは23日の午後2時15分ごろ。同署が高砂市阿弥陀町付近の県道で速度超過違反の摘発を行っていたところ、普通トラックが58km/hで測定地点を通過。18km/hの速度超過違反として摘発した。

トラックを運転していた58歳の男から事情を聞き、反則切符の作成を行っていたところ、この男は机の上に置いてあった測定カードを破り捨て、カードに添付されていた速度記録のタイプされた紙(3cm×4cm程度)を口に含んでそのまま飲み込んでしまった。

このため、同署は男を公文書毀棄の現行犯で逮捕。道路交通穂違反容疑でも調べを進めている。18km/hオーバーは反則金、そして免許停止などの行政処分が実施されるが、公文書毀棄の刑罰は重く、懲役刑が科せられる可能性もある。調べに対して男は「違反の記録を無くせばなんとかなると思った」などと話しているようだ。

《石田真一》

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