駐車中のクルマが出火、アクセル踏みっぱなしが原因か

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24日未明、秋田県男鹿市内の空き地で駐車中の軽乗用車が炎上する事故が起きた。車内で仮眠していた運転者の男性は延焼前に車外へ脱出し、ケガは無かった。警察では寝込んだ際にアクセルを踏み続けて、エンジンなどが異常加熱したことが原因とみている。

秋田県警・男鹿署によると、事故が起きたのは24日の午前2時40分ごろ。男鹿市船越字那場掛付近の空き地に駐車されていた軽乗用車の後部から火の手が上がっているのを通行人が発見。消防と警察に届け出た。地元消防が消火に当たったものの、クルマは約30分で全焼。出火当時に車内で仮眠していたとみられる30歳の男性は延焼前に助け出されて車外に脱出。ケガは無かった。

調べに対し、この男性は「自分がいつクルマに乗ったのかわからない」と供述。近くの飲食店で酒を飲んだことはわかっており、酩酊状態のまま自分のクルマに戻り、エンジンを掛けて暖房を入れ、車内で仮眠を取っていたとみられる。

警察では酔い潰れて寝込んだ男性がアクセルを踏み込んだことでエンジンの回転数が上がり、エンジン本体やマフラーなどが異常加熱したことが出火の原因になったものと推測している。

《石田真一》

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