BMWマニュファクチャリングなど、環境保護で受賞

エコカー 燃費
BMWマニュファクチャリングなど、環境保護で受賞
BMWマニュファクチャリングなど、環境保護で受賞 全 1 枚 拡大写真

BMW マニュファクチャリング社とパートナー企業のDurr Systems社の両社が、米国環境保護庁(EPA)が選ぶ埋立地のメタンガス利用プログラムの「エネルギー・パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。『プラント・エンジニアリング』誌の2006年「最優秀プラント」に選ばれてからわずか2週間での快挙となった。

北米パルメット埋立地からメタンガスを採取してBMWの塗装工場の電力に再利用するという、壮大なエネルギー・プロジェクトが評価された。Durr社は、BMWの塗装工場建設を請け負った。

これまで使われなかった埋立地からのメタンガスをエネルギーとして使用することで、BMWは約6万トンもの二酸化炭素の排出を削減し、年間1万5000世帯の熱使用量に相当するエネルギーを回収することができた。埋立地は、米国で最も大きな人工的メタン源となっている。廃棄物が分解する過程でメタンが発生し、それが空気中に放出されると温室効果ガスとなって大気汚染に直結する。

現在BMWマニュファクチャリングで使用されているエネルギーの63%がこの再利用資源で、年間100万ドルもの光熱費を節約している。メタンガスを再利用することで、車で地球を4300周または1億マイル以上走行するのと同等の温室効果ガスを削減できる。

BMWマニュファクチャリングは、ドイツのミュンヘンに拠点を置くBMW グループの子会社で、『X5』、『Z4ロードスター』、『Z4 Mロードスター』、『Z4クーペ』、『Z4 Mクーペ』の生産を担当している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る