シャッター付き駐車場が窃盗グループのターゲット

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兵庫県警は25日、高級住宅地に多いシャッター付きの民家敷地内駐車場をターゲットとして、高級車の盗難を行っていたとして、30歳の男を筆頭とする自動車窃盗グループのメンバー4人を窃盗容疑で逮捕した。被害総額は1億円を超えたものとみられている。

兵庫県警・捜査3課によると、このグループは高級住宅地に多いシャッター付きの敷地内駐車場に侵入。中に駐車されていた高級車はもちろん、車内に置いてあった現金や貴金属類もターゲットに盗みを繰り返していたとみられている。

こうした駐車場ではクルマ自体に施錠されていないとか、キーが付けっ放しにしている所有者が多く、道路に面したシャッターは施錠してあっても、家に面した裏口のドアには鍵が掛けられていないことが多く、一度敷地内に入ってしまえば比較的簡単に盗み出せたらしい。また、クルマの中に現金や貴金属を置いたままにしていた人も多く、こうしたものも含めて被害に遭うケースが頻発していた。

これまでに80台程度の被害が確認されており、クルマと現金・貴金属類を合わせれば被害総額は1億円を超えているとみられている。グループが盗み出したクルマは知人などへ安価で転売されていたとみられており、警察では流出ルート解明も行う方針だ。

《石田真一》

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