日野の第3四半期決算…増収増益 海外販売とトヨタ受託車増

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日野自動車が発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比8.8%増の9292億円、営業利益が同16.7%増の284億円となり、増収増益となった。

国内のトラック、バスの販売台数は、南関東・近畿地区を中心に台数を伸ばしたものの、東海・九州地区で減少し、売上げ台数は同7.8%減の3万7312台だった。一方で、海外ではアジアは低迷したものの、北米や中近東・中南米では堅調に推移し、同11.5%増の3万6250台だった。

さらに、トヨタからの受託生産車は『ハイラックスピックアップ』が2005年6月で終了したが、2006年1月から『FJクルーザー』の生産が開始となり、第3四半期は同5.1%増の15万1758台だった。

海外販売増やトヨタからの受託生産増で、売上げは増加した。損益面でも売上げ増や採算性の改善、合理化の推進で増益だった。

経常利益は同9.9%増の294億円だったが、当期純利益は法人税が増加したことなどから同24.7%減の152億円だった。

通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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