ユーシン、11月期連結決算が最終赤字に転落

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ユーシンの2006年11月期の連結決算で、当期損益が6億400万円の赤字に転落したと発表した。

売上高は前年同期比11.4%増の700億1600万円と、大幅増収となった。自動車部門、産業機械部門、住宅機器部門ともに計画通り順調に拡大してきたものの、アンセイのラッチ事業の業務提携解消で売上げが減少した。自動車のキーセット、ドアラッチなどの受注拡大は続いた。特に、フォードとマツダの部品共通化で、フォードからの受注も拡大した。

営業利益も同11.4%増の19.2%増の13億9100万円と2ケタ増益だった。しかし、経常利益は営業外収益として為替差益が前期よりも7億円マイナスとなったこともあって同21.9%減の5億900万円だった。

当期純損益は、特別利益として株式売却益10億円、特別損失として製品補償引当金11億円、固定資産減損損失8億円、役員退職金5億円、役員退職慰労金4億円を計上したため、当期赤字に転落した。

《レスポンス編集部》

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