三菱重工業は、機能を絞ることで低価格化を実現したアンテナ分離型ETC車載器『MOBE-7EX』を2月1日から発売する。
操作はカードの抜き差しだけで、音声案内はブザーのみという簡単操作タイプで、必要なETCの本体機能のみ万全であればそれで充分、と割り切るユーザーに最適。価格は、アンテナ分離型としては業界最安値ランクの1万0500円。
MOBE-7EXは、本体幅74mm、奥行123mm、高さ20mmで、カラーは落ち着いたディープブルー。日本語の音声案内や各種操作ボタンをなくしたシンプル機能とボディで、アンテナの取り付けはダッシュボード上のほか、同梱のアタッチメント使用によりフロントガラスへの貼り付けも可能だ。
ETCのセットアップ件数は1月11日現在で1550万台を突破し、首都高速道路での利用率は72.8%に達している。三菱重工では、今後さらにセットアップ件数の勢いが増していくと見ており、増加するETCユーザーの多様な要望に応え、ラインナップを充実していく計画である。