「走るのが遅い」と因縁、相手を刺した71歳

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神奈川県警は1月28日、走行を巡る交通トラブルから相手をナイフで切りつけて重傷を負わせたとして、71歳の男を傷害容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているが、ナイフについては「果物を食べるために所持していた」と主張している。

神奈川県警・浦賀署によると、事件が起きたのは1月28日の午前9時35分ごろ。39歳の男性が運転する乗用車が横須賀市津久井3丁目付近の市道を走行していたところ、後方から接近してきた乗用車がクラクションを連打するとともに、煽るように車間を詰めてきた。

男性のクルマが信号待ちで停車したところ、後ろのクルマを運転していた高齢者の男が「走り方が悪い、そんなに遅く走るな」などと言いがかりをつけてきた。2人はその場で口論となったが、男はクルマに隠し持っていたとみられる果物ナイフを振りまわし、男性に襲い掛かってきた。男性は防御した際に左腕や右手を切られる重傷を負ったが、男はそのまま現場からクルマで逃走した。

しかし、男性はクルマのナンバーや車種を覚えており、警察に通報。間もなく横須賀市内に在住する71歳の男が所有しているクルマだということが判明し、任意で事情を聞いていたところ、襲撃の事実を大筋で認めたため、傷害容疑で緊急逮捕した。男が所持していたナイフは刃渡り約9.5cm。「クルマの中で果物を食べることがあるので(ナイフを)所持していた」と話しているという。

《石田真一》

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