自動車各社が1日発表した1月の米国新車販売状況によると、トヨタ自動車は前年同月比(営業日調整)5.1%増の17万5850台となり、2カ月ぶりに2位となった。主力車種『アルティマ』など新モデル効果が出てきた日産自動車も4.5%伸ばし8万2644台と好調だった。
ホンダはライトトラックが11%増加したものの、乗用車は『アコード』がモデル末期になるなど10%減少、全体では1.7%減の10万790台だった。ホンダのマイナスは4カ月ぶり。
米国勢は、採算性の悪いリース・レンタカーの販売を抑制したため、GM(ゼネラルモーターズ)が20.1%、フォード・モーターが22.8%と大幅に減少。フォードは、落ち込みを3.5%にとどめたダイムラークライスラーのクライスラー部門にも抜かれ、4位に転落した。