停車車両に気を取られ、自転車を見落とす 事故多発地点

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1月29日朝、鹿児島県霧島市内の県道で、自転車で道路を横断していた女性が、これに気づかずに進行してきた大型トラックにはねられる事故が起きた。女性は間もなく死亡。現場は以前から同様の事故が相次いでいる「事故多発地点」だという。

鹿児島県警・霧島署によると、事故が起きたのは1月29日の午前8時40分ごろ。霧島市隼人町姫城3丁目付近の県道で、自転車で道路を横断しようとしていた74歳の女性が、左側から進行してきた大型トラックにはねられた。女性は転倒した際に頭を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約1時間後に死亡している。

警察ではトラックを運転していた34歳の男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「交差点の左側に路上駐車されていたクルマの存在に気を取られ、右から走ってきた自転車に気がつかなかった」と話しているという。

現場は見通しの良い直線区間。交通量は比較的多いものの信号機の設置は無く、以前から同様の事故が相次いでいた。警察も事故が多いことは認識していたとみられるが、信号機設置には至っていなかった。

《石田真一》

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