三菱自動車4−12月期連結決算…為替効果で増収、利益も計画通り改善

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三菱自動車4−12月期連結決算…為替効果で増収、利益も計画通り改善
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三菱自動車が発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比0.9%増の1兆5440億円と微増で、営業利益は63億円だった。

期中の販売台数は日本は軽自動車販売が増加し、前年同期よりも7000台増の17万台だった。北米では『エクリプス』スパイダー、『アウトランダー』の新型車効果で、2000台増の12万3000台、欧州ではロシア、ウクライナが好調で1万1000台増の20万6000台だった。ただ、アジア・その他地域は中南米、中東、アフリカで伸ばしたものの、中国、台湾、インドネシア、マレーシアで販売が低迷し、10万6000台マイナスの40万台に低迷した。

売上高は海外でのOEM供給台数や海外生産用部品出荷台数が低迷したものの、完成車の販売増や為替が円安だったため、同0.9%増の微増となった。

営業損益は前期の181億円の赤字から63億円の黒字に転換した。販売台数に占める完成車比率の上昇や米国販売金融事業の損益改善、為替差益や販売費の減少が改善の理由だ。

経常損益は前期の337億円の赤字から63億円の赤字に改善した。前期の減損損失が無くなったことや不動産流動化にかかる匿名組合事業の終了による配当金で特別利益70億円を計上したため。当期純損益は、前期の681億円の赤字から117億円の赤字に改善した。

通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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