大型トラック、路面電車の停留所に突っ込む

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3日未明、愛知県豊橋市内の国道259号を走行していた大型トラックが、道路中央部に設置されている豊橋鉄道市内線(路面電車)の停留所に激突する事故が起きた。停留所は大破し、トラックの運転手も死亡。電車の運行にも支障が出た。

愛知県警・豊橋署によると、事故が起きたのは3日の午前2時15分ごろ。豊橋市札木町付近の国道259号を走行していた大型トラックが、道路中央部に設置されている路面電車の停留所(電停)に突っ込み、そのままこれを破壊しながら走り続けた。トラックは電停から約50m離れた架線柱に衝突し、ようやく停止している。

この事故によって、トラックを運転していた44歳の男性が全身強打で間もなく死亡。電停が大破し、架線が切れたことにより、豊橋鉄道市内線は始発から午前8時30分ごろまで運行がストップ。40本の電車が運休、通勤通学客約800人の足に影響が出た。

現場は片側2車線の直線区間で、道路中央部に路面電車の線路がある。トラックは電停のスロープ部分から乗り上げたとみられるが、ブレーキ痕や他車との衝突痕は見られず、警察では居眠りなどが起因の単独事故として調べを続けている。

《石田真一》

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