村上開明堂が発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業利益が9億6900万円となり、黒字に転換した。
売上高は同17.9%増の442億4700万円と、大幅増収となった。主力のミラーシステムの事業が国内外で自動車用バックミラーの生産・販売が好調に推移したため。
収益面では、営業損益は前年同期は2600万円の赤字だったが、国内外の増収に伴う利益の増加や生産性向上、原価低減活動、海外子会社の業績回復などで、黒字に転換した。
経常利益は同343.9%増の10億9500万円、当期純損益も7億3400万円の赤字から4億6500万円の黒字に転換した。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。