【日産モータースポーツ07】SUPER GTに4.5リットルV8NA

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【日産モータースポーツ07】SUPER GTに4.5リットルV8NA
【日産モータースポーツ07】SUPER GTに4.5リットルV8NA 全 5 枚 拡大写真

日産自動車およびニスモ(NISMO、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は9日、東京東銀座の日産本社ギャラリーにて「2007年モータースポーツ体制発表会」を実施、今季も活動の中心となるSUPER GT(スーパーGT)/GT500クラスの参戦体制などが発表された。

GT500を戦う『フェアレディZ』は、昨年同様4チーム5台の布陣。ワークス格のニスモが2台、そして長谷見昌弘(ハセミ)、星野一義(インパル)、近藤真彦(KONDO)の各監督が率いるチームが1台ずつという陣容にも変化はない。装着タイヤはKONDOのみヨコハマで、他の4車はブリヂストンと、こちらも変更なしだ。

今季の日産勢における最大の変化は、なんといってもZがNAエンジン搭載となったことだろう。昨年最終戦で1台のみに先行投入された4.5リットルV8(『フーガ』搭載の「VK45DE」がベース)が新たな心臓部である。

既にマレーシア・セパンでのテストもこなしてきているが、これまでのZの課題であった直線での戦闘力向上が確認されるなど、首脳陣、ドライバー陣ともに好感触を語っている。

JGTC−スーパーGTでは2003−05年にチームタイトル3連覇、03−04年にはドライバーズタイトルも連覇するなど、ニッサンは黄金時代を築いていた。しかし、昨06年は4年ぶりの無冠。ニッサン系チームの総監督を務める、柿元邦彦・ニスモ常務取締役は雪辱を誓ってこう語った。

「ファンやスポンサーのみなさんには深くお詫びしたい。私自身も悔しい思いをしたし、(逆に)タイトルを獲ることの価値の大きさを感じもした。タイトルを獲得し続けてきたがために、厳しさを欠いた面があったのかもしれない。今季はチャレンジャーとして、全分野を見直して、イチから出直す。5台の力を合わせて、チャンピオンの座を奪回したいと思います」

トヨタ、ホンダとの熾烈な戦いは、3月18日決勝の開幕戦・鈴鹿で火蓋を切る。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る