ブリヂストンは、2007年度もユーザーにタイヤの安全や日常点検の重要性について理解を深めてもらう「タイヤセーフティー・プロジェクト」を展開すると発表した。
このタイヤセーフティー・プロジェクトは、安全なドライブには、日常の安全点検が必要であることを、ユーザーに理解してもらう機会を提供する目的で、2003年から日本全国で展開している。
今年度も引き続き、同社工場や全国の自動車教習所などでタイヤの安全に関する各種セミナーの開催や、全国のショッピングセンターでチャイルドシート着用の重要性などを体験するイベントの開催、実際に試乗をしてタイヤに対する知識や理解を深めて頂くドライビングレッスン活動などを開催する予定だ。
また、同社は2005年5月のF1スペイン・グランプリからグローバルな交通安全キャンペーン「THINK BEFORE YOU DRIVE(忘れないで! 運転前のチェック)」を、FIA Foundation(交通安全や環境保全活動を行う非営利組織団体)と協同で、これまでに世界73カ国で展開してきた。キャンペーンは、タイヤの日常点検や正しい姿勢での運転などについてドライバーに理解してもらい、安全に対する認識を高めることが目的。
日本では、2006年4月から日本自動車連盟(JAF)と共同で展開している。2007年度は、開催エリアや回数の拡大を図り、タイヤの「日常の安全点検」の普及や「タイヤに対する安全意識」の向上を、より一層強く進めていく方針だ。