豊田通商と東京電力、タイで CDM プロジェクトの設備を稼動

エコカー 燃費

豊田通商と東京電力は、タイでバイオガスCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクト設備の運転を開始したと発表した。温室効果ガスの一つであるメタンガスを回収し、2012年12月までに、両社合計で56万4000tの炭素クレジットを購入する。

クリーン開発メカニズムは、先進国と途上国が途上国での温室効果ガスの削減プロジェクトを共同で実施し、その結果生じた、排出削減量を炭素クレジットとして取得する仕組み。「共同実施」や「排出量取引」と並ぶ、3つの京都メカニズムのうちの1つ。

豊田通商と東京電力は、両社が出資するプロジェクト事業会社「キャッサバ・ウエースト・ツー・エナジー社」を通じ、タピオカ澱粉製造工場から発生するメタンガスを回収するための設備の建設を進めてきた。

同プロジェクトを通じて創出される炭素クレジットを豊田通商は約33.8万t、東京電力は同22.6万t(二酸化炭素換算)購入する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る