【新聞ウォッチ】クライスラー売却先、報道合戦も過熱気味

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】クライスラー売却先、報道合戦も過熱気味
【新聞ウォッチ】クライスラー売却先、報道合戦も過熱気味 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年2月20日付

●クライスラー売却先候補、ルノー・日産、VWを(読売・8面)

●クライスラー買収の興味ない、ホンダ社長(読売・8面)

●中古車「海外で売れ」買い取り業者、進出相次ぐ、国内新車販売低迷「良品」確保難しく(朝日・8面)

●旭テック新社長、入交会長が兼務(朝日・8面)

●クライスラーどこへ、買収劇混とん(毎日・11面)

●北、日本車の使用禁止 金総書記指示(産経・7面)

●「クライスラー問題」自動車業界は、大型提携もう古い、「仕掛け人」J・Wチャイ氏に聞く(東京・3面)

●アイシン、フォードに拡販、ハイブリッド、トヨタ、連携強化(日経・1面)

●ホンダ、モータースポーツ新体制発表(日経・37面)

●自転車通行の道、全国の危険箇所改善へ、警察庁(日経・38面)

ひとくちコメント

ダイムラークライスラーがリストラ計画の中で北米部門(クライスラー)の売却を検討しているが、その売却先に複数の自動車メーカーが浮上、報道合戦も過熱している。

きょうの毎日が「クライスラーどこへ」という見出しで「米ゼネラル・モーターズ(GM)に加え、韓国の現代自動車も有力と報じられたほか、成長株の中国勢も取りざたされている」と伝えている。

また、読売などは19日付のドイツ経済紙ハンデルスブラットの記事を取り上げて「GMだけでなく、日産自動車・フランスのルノー連合や可能性があるパートナーとしてドイツのフォルクスワーゲン(VW)などがリストに挙がっている」と報じた。

こうしたなかで、東京の「J・Wチャイ氏に聞く」という記事に目が留まった。チャイ氏といえば、GMがいすゞやスズキと提携したときの仕掛け人だが「大型提携もう古い」と述べている点が興味深い。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る