横浜ゴム、中国工場がISO14001を取得

自動車 ビジネス 企業動向

横浜ゴムは、中国の子会社で、乗用車用シーリング材を生産販売する「横浜密封材料(杭州)有限公司」が環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を取得したと発表した。

認証取得の活動をスタートしたのは2006年4月からで、短期間で認証を取得できたのは、有機溶剤を使わない商品に生産品目を絞り、シーリング材容器や梱包材料の再利用を積極的に推進するなど、生産開始当初から環境への配慮に努めてきたためだ。

横浜密封材料(杭州)有限公司は2005年6月から本格的に生産を開始し、中国に進出している日系自動車メーカーを中心に商品を供給しており、現在の年間生産能力は1000トンだ。中国の自動車市場の拡大が続くなか、新規販売先の開拓も進め、2007年は販売量を前年の1.5倍に引き上げる計画。

横浜ゴムでは2006年4月に新中期経営計画「グランドデザイン100」を発表し、基本方針として「トップレベルの環境貢献企業」をめざすことを掲げた。その具体的目標のひとつとして、世界の全拠点で高度で同質の環境経営を実行するため、グループ全体でISO14001の認証取得を進めている。

2001年度までに国内の全生産拠点11カ所で取得を完了し、その後は海外にある全12カ所の生産拠点で認証取得を進めてきた。今回の認証取得は6カ所目で、2007年度中に横浜ゴムグループの全世界の生産拠点で認証取得が完了する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る