驚きの早業、クルマが30分で大変身…建築・建材展
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そのクルマの周りでは来場者が記念撮影を行ったり、ボディを触ってみたりとさまざま。実はこのボディは塗装によるものではなく、印刷したフィルムを貼り付けたものだ。
「もともとは白いフィルムなんですが、それに業務用のインクジェットプリンターで好みの図柄を印刷し、それを貼り付けたわけです。都バスのボディ広告も同様で、8割−9割が当社のフィルムを使っている」と3Mの関係者。
同社関係者によると、このフィルムの粘着剤は粘着表面にエア抜け溝があり、そのためシワにならずに簡単に貼ることができるとのことだ。ちなみにクルマの場合、30分ほどでボディをくまなく貼ることができるとか。筆者は途中からしかその作業を見ていなかったが、あっという間にクルマが大変身してしまった。
そして、肝心の値段はとなると、白い紙が平方メートル当たり3000円で、それに印刷費、貼り付け費用などがかかり、i の場合は40万円ほどなるそうだ。自分だけのクルマを演出したい人はぜひやってみるといいかもしれない。街中で注目されるのは間違いないだろう。
《山田清志》