ジュネーブ・モーターショー(Salon international de l'automobile Geneve)は、3月6日のプレスデーを皮切りに開幕した(一般公開は3月8−18日)。
イタルデザイン・ジウジアーロとBMWとのコラボレーションで開発された未来の2シーター・コンセプト『VAD.HO』は、場内の注目の的であった。スポーティで、環境に優しい水素エンジンを搭載する。
2シーターで、ドライバーと乗員は、オートバイのようにタンデムで座る。エルゴノミクスの観点から、ハンドルは取り去られ、2つのジョイスティックと、アームレスト、ペダルを利用して運転する未来のクルマだ。
エンジンはBMW『7シリーズ』にも設定されている12気筒・水素エンジンを搭載。VAD.HOの意味は、VADO(イタリア語で「私は行く」) on H(水素で)という意味だ。