横転車に取り残された運転者を通りすがりの中学生が救助

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5日夜、香川県坂出市内の県道で、右折しようとした軽乗用車に対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。軽乗用車は横転炎上し、運転していた72歳の男性が脱出できないまま車内に取り残されたが、現場を通り掛かった中学生がガラスを割って救助した。

香川県警・坂出署によると、事故が起きたのは5日の午後8時15分ごろ。坂出市府中町付近の県道で、72歳の男性が運転する軽乗用車が右折を開始したところ、後ろから走ってきた乗用車が追突した。

軽乗用車はバランスを崩して横転滑走。運転席側を下にして倒れたこともあり、運転していた男性は車外に脱出することができなかった。漏れた燃料に引火して火も出たが、この直後にたまたま現場を通り掛かった15歳の男子中学生が割れかけていたフロントガラスを素手で破壊。男性を車外に引っ張り出した。その後、クルマは爆発炎上。正に間一髪での救出劇となった。

この事故で男性が打撲などの軽傷。中学生もガラスを割った際、右手を打撲する軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けた。警察では事故の原因を調べているが、人命救助に貢献したとして、この中学生には感謝状を贈る方針だ。

《石田真一》

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