13日午前、青森県七戸町内の「みちのく有料道路」で、猛烈な吹雪による視界不良や路面凍結を原因とした衝突事故が続発した。発生地点は7カ所で、パトカーを含む車両16台が関係する多重衝突となった。
青森県警・七戸署によると、最初の事故が起きたのは13日の午前9時50分ごろ。七戸町中天間舘付近のみちのく有料道路で「大型トラックがスリップのために坂道を登れなくなった」との通報が寄せられた。同署員がパトカーで出動し、他車に対する交通整理を実施していたところ、後続のクルマが停車中のパトカーへ追突した。
この他の6カ所でも猛烈な吹雪による視界不良や凍結路面によるスリップなどが相次いだ。別のパトカーも事故に巻き込まれ、結果として車両16台が関係する多重衝突事故に発展した。
一連の事故で男性3人が打撲などの軽傷を負ったものの、命に別状は無かった。警察では事故の発生状況を捜査。各車両の因果関係などを調べていく方針だ。