はしご車を誘導の消防士、挟まれ死亡

自動車 社会 社会

21日午前、滋賀県長浜市内にある消防署の敷地内で、後退するはしご車を誘導していた26歳の男性消防士がクルマと柱の間に挟まれた。この消防士は近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で約4時間30分後に死亡している。

滋賀県警・長浜署によると、事故が起きたのは21日の午前10時5分ごろ。長浜市平方町付近にある湖北地域消防本部・長浜消防署の敷地内で、後退するはしご車を誘導していた26歳の男性消防士が、クルマと車庫の柱との間に挟まれた。

男性はすぐに救助され、近くの病院に収容されたが、足や骨盤などを骨折しており、事故から約4時間30分後に出血性ショックが原因で死亡している。警察では事故を起こしたはしご車を運転していた33歳の男性消防士から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は消防署の敷地内。2人は毎朝行っている点検のため、消防署の庁舎前にはしご車を出庫。点検終了後に駐車スペースへ戻そうとしていた際に事故が起きた。運転の消防士は「前方にいた子供に気を取られた」などと話しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『マイクラ』新型、“SUV風デザイン”の小型EVになって登場
  2. トヨタ『RAV4』新型を世界初公開、3つのスタイルで進化 日本発売は2025年度中
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、量産仕様のプロトタイプがついに出現! 変更点を完全解説
  4. アルピーヌ『A390』発表直前プレビュー! マカンよりかなり小さいボディから600馬力!?
  5. 日産が高級SUV『パトロール』日本導入を計画、「18年の空白」を埋めることはできるか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る