トヨタ入社式、渡辺社長「質的なフロントランナー」目指そう

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トヨタ入社式、渡辺社長「質的なフロントランナー」目指そう
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自動車メーカー各社は2日、一斉に2007年度の入社式を開いた。最大手のトヨタ自動車は、豊田市の同社スポーツセンター第1体育館で1712人の新入社員が出席して行われた。

会社を代表して挨拶した渡辺捷昭社長は、今年の生産台数が世界トップとなる見通しを踏まえ「トヨタは世界の『フロントランナー』に近づいていると言われている」と述べた。そのうえで、トヨタにとっての「フロントランナー」は、技術、品質、コスト競争力など「量ではなく質」を追求するものと強調した。

さらに、「現在の躍進に浮かれ、状況判断を誤ったり、気を抜いた途端に企業としての存続すら危うくなる」と引き締めたうえで、顧客第1による仕事への取り組みをはじめ、チャレンジ精神、チームワークの3点を心がけるよう訴えた。

トヨタは中途採用やトヨタ工業学園への入学者を含み、この1年間で3163人を採用した。前年度より約140人少ないものの、3000人を超える高水準の採用を続けている。

《池原照雄》

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