自動車各社が3日発表した3月の米国新車販売実績によると、日本メーカーは大手3社が揃ってプラスになる一方、米大手3社はいずれもマイナスだった。日本車のシェアは37%台に乗り、今年1月に次ぐ2番目の水準となった。
トヨタはフォードモーターより5000台弱少ない3位にとどまったが、前年同月比7.7%増(対前月比は、営業日調整比較)の24万2675台。『プリウス』の販売が月次最高となったほか、主力モデルの『カムリ』などが好調だった。
ホンダは7.3%増の14万3392台、新モデル効果が出始めた日産自動車は3.9%増の11万1119台となった。日本メーカーは3社以外も販売を大きく伸ばし、マツダが42.6%増、三菱自動車が17.9%増だった。
一方で、米国勢はトップのGM(ゼネラルモーターズ)が7.7%減となったのをはじめ、フォードは12.4%減の2ケタマイナス。ダイムラークライスラーの北米クライスラー部門も8.0%減と低迷が続いている。