マレーシアGPのレーススチュワードが、スパイカーからのトロロッソに対する抗議を棄却した。
スパイカーは、トロロッソのマシンがオリジナルではなくカスタマーカーだとして、その合法性を疑問視する抗議文を送っていた。
これに対しマレーシアGPのスチュワードは、「この問題はすでに調停手続きに入っているもので、決定は調停裁判所にゆだねられるもの。スチュワードが判断すべき問題ではない」との理由から、スパイカーからの訴えを棄却し、抗議に関する手数料を返還した。
スパイカーはオーストラリアGPでもスーパーアグリのマシンが昨年型のホンダだと主張したが、時間的な問題から受理されなかった経緯がある。