6日朝、兵庫県神戸市垂水区内の県道で、青信号に従って道路を横断していたとみられる小学生児童2人が、進行してきたバイクに相次いではねられた。このうち1人が顔面強打の重傷。もう1人が軽傷を負っている。
兵庫県警・垂水署によると、事故が起きたのは6日の午前8時35分ごろ。神戸市垂水区舞子坂3丁目付近の県道で、横断歩道を渡っていた小学生児童2人に対し、進行してきた50歳男性が運転するバイクが突っ込んだ。
バイクは2人を次々にはね、このうち8歳の男児が顔面強打の重傷。8歳の女児が転倒した際に打撲する軽傷を負った。バイクを運転していた男性にケガは無かった。
現場は見通しの良い直線区間で、信号機も設置されている。児童は「青信号だから横断していた」と話しており、警察ではバイク側に信号無視の可能性があったものとみて、バイクを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞くなどして調べを進めている。