7日午後、三重県名張市内の国道368号で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは大破し、4人が重軽傷を負っている。
三重県警・名張署によると、事故が起きたのは7日の午後4時45分ごろ。名張市八幡付近の国道368号で、64歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。順走していた34歳の女性が運転する別の乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマは大破。順走側のクルマに同乗していた64歳の女性が腰などを強打して重体。運転していた女性と、同乗していた1歳の女児が打撲などの軽傷を負った。逸脱側のクルマを運転していた男性も軽傷を負い、いずれも同市内の病院に収容されて手当てを受けている。
現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。事故当時は小雨が降っており、路面が若干滑りやすい状態だった。