7日深夜、福島県湯川村内の県道で、道路を歩いていた84歳の女性がクルマにひき逃げされる事件が起きた。女性は病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡している。警察では逃走車両の行方を追っている。
福島県警・会津坂下署によると、事故が起きたのは7日の午後10時10分ごろ。湯川村清水田字丸ノ内付近の県道沿いに住む人から「高齢者の女性がクルマにはねられたようだ」との通報が寄せられた。
駆けつけた同署員が事故の状況を確認。女性は救急車で会津若松市内の病院に収容されたが、通報から約1時間後に全身強打が原因で死亡している。後の調べで死亡したのは会津坂下町内に住む84歳の女性と判明した。通報者は「ドンッ」という音を聞きつけて外に出たところ、倒れている女性を発見したという。
事故を起こしたクルマは会津若松方面に逃走しており、警察では現場に落ちていた破片などを採取し、車種の特定を急いでいる。