今年は最初の商用テレマティクスが登場してから、ちょうど10年目にあたる。振り返れば、この10年で多くの取り組みがなされ、紆余曲折もあった。自動車史100年余の歴史と比べれば確かに短いが、それでもこの10年は、クルマの進化で言えば30年分ほどの価値はあったと思う。いわば、クルマ向け情報サービスの“カンブリア紀”だ。
そして、テレマティクスの進化は早い。
2007年、トヨタ自動車が他社に先駆けて、テレマティクスの駒をさらに進めた。「G-BOOK ALPHA」登場から2年、「レクサスG-Link」での成功を経て投入する「G-BOOK mX」である。
トヨタはこの10年で何を学び、テレマティクスのサービスとビジネスをどのように定義したのか。トヨタ自動車e-TOYOTA部の友山茂樹部長に聞いていく。
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http://response.jp/feature/2007/0412/f0412_1.html