日立製作所と新神戸電機は、世界的に市場が拡大しているハイブリッド電気自動車に搭載するリチウムイオン二次電池を製造している日立ビークルエナジーに対し、2006年度末に増資したと発表した。
日立および新神戸電機は、50億円の増資を行い、増資額の半額を資本金に、半額を資本準備金に繰り入れる。これによって日立ビークルエナジーの資本金は15億円から40億円に増資された。
また、これにより日立は、出資比率が36.7%から63.8%に増加し、筆頭株主となり、子会社化した。これまで筆頭株主だった新神戸電機の出資比率は43.7%から28.9%になる。日立マクセルの出資比率は19.6%から7.3%に低下する。