14日午前、東京都千代田区内にある警視庁の本部庁舎にワゴン車が突っ込む事件が起きた。クルマは門扉に衝突して停止。駆けつけた警察官が運転していた60歳の男の身柄を確保している。男は意味不明な言動を繰り返しているという。
警視庁・麹町署などによると、事件が起きたのは14日の午前11時30分ごろ。千代田区霞が関2丁目付近にある警視庁本部庁舎の正面玄関にワゴン車が衝突した。
クルマは故意に玄関へ向かって突っ込んだとみられ、運転していた60歳の男は周辺を警戒していた警官に取り押さえられたが、「追われているので保護してほしい」などと叫び続けたため、同署が身柄を確保したという。
その後、男は支離滅裂な言動を繰り返しており、警察では身元の確認を急ぐとともに、詳しい動機についても調べを進める方針だ。