シーズン前の予想を覆す苦戦ぶりを見せているのが、ディフェンディングチャンピオンのルノー。フラビオ・ブリアトーレ代表は不振の原因を2007年への準備の遅れだと指摘する。
「2006年シーズンの戦いに集中するあまり、新シーズンへのスタートが遅すぎた。開幕3戦を終えた時点で、われわれはスタートラインにすら立てていない!」と、ブリアトーレ代表。
「このビジネスでは奇跡は起こりえない。これ以上時間を無駄にしてはならない。遅まきながら、なぜスピードに劣るのかその原因が分かってきた。チームが一丸となって、スペインGP前のこの時間を最大限に活用するつもりだ」
現在ルノーは9ポイントでコンストラクターズ4位。トップのマクラーレンは44ポイント、続くフェラーリは39ポイントと、ライバルに大きく水をあけられている。
