スズキが発表した2006年度(2006年4月-2007年3月)の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年度比9.6%増の241万1620台と好調で、過去最高となった。
国内生産は同7.0%増の121万2434台で、3年連続で100万台を越え、過去最高となった。軽自動車が順調だったほか、輸出用小型車の生産を増やしたため。
国内販売は同2.3%減の69万668台とマイナスだった。輸出用小型車の生産を優先するため、軽自動車を減産したためで、軽自動車が同3.2%減だった。小型車は『スイフト』や『SX4』が順調で同4.3%増だった。
輸出は同27.2%増の38万7417台と大幅に増えた。スイフト、『エスクード』の欧州向けが増加し、過去最高だった。
海外生産は同12.4%増の119万9186台で、2ケタのプラスとなった。インドの『アルト』や『ZEN』、ハンガリーのSX4などが好調で、過去最高だった。