NEXCO中日本(中日本高速道路)では25日から、利用者のいる場所から最も近い地域の高速道路情報を案内する「ハイウェイテレホン」の電話番号を「#8162」に統一した。NEXCO中日本では、「『はーい(81)無事(62)』帰る」と覚えてほしいとしている。
今まで、ハイウェイテレホンは1日平均約5000件利用されている。しかしハイウェイテレホンは地域ごとに問合せ番号が異なっていたために、利用者が移動中の場合複数の電話番号を控えておく必要があり、かなり不便だった。
すでに1999年8月から東名道の東京都、神奈川県、静岡県のハイウェイテレホンでは「#8162」を導入していた。これにより、約2割の利用者が「#8162」での情報を利用している。
今回の対応で、利用者が5桁の電話番号をプッシュするだけで、自分のいるところの最も近い地域の高速道路状況を自動音声での提供を受けることができるようになる。情報提供料は無料だが、通話料金は利用者負担になる。固定電話からは「#8162」は利用できない。従来の地域ごとのハイウェイテレホン「***-***-1620」も利用可能だ。
また、合わせて「目で見るハイウェイテレホン」の情報提供範囲も拡大し、東名道や小田原厚木道路などの他、中央道、中部横断道などの情報も見ることができるようになった。