ヤマハ発動機は、2007年1−3月期(第1四半期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比13.8%増の4538億円と大幅増収で、営業利益は同0.6%増の372億円と微増となった。
売上高が大幅増収となったのは、二輪車の売上げがアジア、中南米、北米で増加したことや為替が円安となったこともあって大幅に伸びた。営業利益は販売管理費や一般管理費の増加で前年同期並みだった。
経常利益は同5.1%増の392億円と増益だった。しかし、当期純利益は税金費用や少数株主利益が減少したため、同10.4%減の251億円と大幅減益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。