三菱自動車06年度決算…最終損益が黒字転換

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三菱自動車06年度決算…最終損益が黒字転換
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三菱自動車が発表した06年度連結決算は、当期純利益が87億円となり、計画通り黒字となった。

売上高は前年同期比3.9%増の2兆2028億円だった。連結小売り台数は同8.3%減の123万2000台と低迷した。

北米は『アウトランダー』などが好調で、同5.1%増の16万4000台となり、5年ぶりにプラスとなった。欧州もロシア、ウクライナで販売を伸ばし、同5.6%増となった。

しかし、日本は登録車の販売が不振で同3.9%減だったほか、アジア・その他地域が中国やインドネシアの低迷で同18.8%減となった。販売台数はマイナスだったものの、為替が円安で、増収となった。

営業利益は同493.1%増の402億円と大幅増益を達成した。米国での販売費用増加があったものの、販売台数や車種ミックスの変動による増加、為替差益などの増益効果があったため。

経常損益は前年同期の177億円の赤字から185億円の黒字に転換した。

07年度の業績見通しは、新車販売計画が132万3000台を見込んでいる。売上高は2兆4300億円、営業利益が510億円、経常利益が300億円、当期純利益200億円を計画している。

《レスポンス編集部》

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